2023年 第29回~第40回

第29回
「小島家イタリアに行く~イタリアの古い口琴、新しい口琴を訪ねる旅」報告会
2023年1月28日土曜日 20:00
出演:こじまりうじ、こじまめ(湘南口琴島)
ホストの湘南口琴島の小島家が、夏にベルリンで出会った三人のイタリア人を、12月のクリスマスシーズンに訪ねる旅の報告会。ボローニャの12世紀の塔に住む、シチリアのオールド口琴コレクターのファビオ トリコミ。ミラノ郊外の村に住む、若き口琴製作者ルカ。口琴研究家で演奏家の、アレッサンドロ ゾルトの三人を訪ねる予定です。

第30回
「魅惑のザキソフォン~山崎隆史製作口琴共鳴器の世界」
2023年2月25日土曜日 20:00
出演:山崎隆史(口琴および口琴共鳴器製作者)
「ポケットトランペット型」「バスクラリネット型」「卓上スライド式(重すぎて携帯不可能なトロンボーン型)」「口琴型」…。10年ほど前から着々と進化を遂げてきた、山崎隆史の塩ビ管口琴共鳴器。その最新形態が、2022年7月に第9回国際口琴大会(ベルリン)で披露されたバリトンサックス型口琴共鳴器、その名も「バリトンザキソフォン」!口琴共鳴器の目くるめく世界をご堪能下さい。(口琴共鳴器マーチングバンド団員募集中!)。

第31回
「世界の口琴共鳴器 その歴史と意義」
2023年3月25日土曜日 20:00
出演:直川礼緒
「口琴の音を大きく響かせたい…。」その思いは、人類共通の悲願として、古くから様々な解決方法が試みられてきた。その一つが、1930年代に開発されたジューザフォンJewsaphoneやフォノ ハープPhono Harpを代表例とする、様々な外部共鳴器の設置された口琴の開発である。口琴の第一義的な共鳴器は、演奏者の口腔であることは言うまでもないが、それに加えて、もうひとつ別の共鳴器を備えた口琴は、ジューザフォンやフォノ ハープ、そして山崎隆史のザキソフォンに限らず、世界の諸地域で、様々なアイディアのものが見られる。それらを実物を交えながら紹介し、口琴共鳴器の開発に熱意を傾けた人々に思いを馳せ、口琴共鳴器の意義を考察する。

第32回
「南インドの口琴最新事情」
2023年4月22日土曜日 20:00
出演:竹原幸一(モールシン奏者)
T.H.ヴィック・ヴィナーヤクラームを師とする、南インドの口琴モールシン奏者の竹原幸一が、2022年暮れ、4年ぶりに再訪した南インドの口琴の最新事情をご報告します。新しく発売された口琴「スンダル モールシン」や、南インドの口琴音楽の組み立て方もご紹介。
■竹原幸一 Takehara Koichi
モールシン&ムリダンガム奏者。
2003より渡印を重ねながら、インド・チェンナイにてT.H.Vikku Vinayakram氏にカルナータカ音楽の音楽理論及びパーカッションの演奏法を師事する。以来、日印両国で演奏経験を積む。2016年、東京都にてVinayakram School of South Indian Percussion(VSSP Tokyo)を開設。

第33回
「倍音音楽家・尾引浩志、口琴製作を語る」
2023年5月27日土曜日 20:00
出演:尾引浩志(口琴製作所「BKK FACTORY」所長)
口琴、ホーメイなど倍音の響きに特化した音楽と出会ってから、ひたすら「倍音道」を突き進む。倍音S、倍音の森などでの演奏活動を経て、現在、倍音と醗酵をテーマに音を醸す楽団「KAMOSU」で絶賛醸し中!
2020年春、COVID19が猛威を振るう渦中、日本の口琴製作者「こじまりうじ」氏よりオンラインで口琴製作の手ほどきを受ける。
以来、ほぼ毎日のように口琴製作を続けている。
■尾引浩志 Obiki Hiroshi
口琴製作所「BKK FACTORY」所長。
口琴、ホーメイなど倍音の響きに特化した音楽と出会ってから、ひたすら「倍音道」を突き進む。倍音S、倍音の森などでの演奏活動を経て、現在、倍音と醗酵をテーマに音を醸す楽団「KAMOSU」で絶賛醸し中!
2020年春、COVID19が猛威を振るう渦中、日本の口琴製作者「こじまりうじ」氏よりオンラインで口琴製作の手ほどきを受ける。
以来、ほぼ毎日のように口琴製作を続けている。

第34回
「世界叙事詩フェス」参加とキルギス口琴の旅報告会
2023年6月24日土曜日 20:00
出演:直川礼緒(日本口琴協会代表)
2023年5月17日(水)~20日( 土)、中央アジアはキルギス南部の町オシで、「第7回世界叙事詩フェスティバル」が開催された。
キルギスを代表する英雄叙事詩マナスの語り手や研究者をはじめ、サハ、ハカス、トゥヴァ、アルタイ、バシコルト、カルムィク、ロシア、カザフ、ウズベク、アゼルバイジャン、トルコ、イランなど、世界中から叙事詩関係者が大集合。
フェス終了後の21日(日)から4日間は首都ビシケクで、世界口琴名人(2022)クトマンをはじめとする知人を訪ねて口琴三昧の毎日。
5年ぶりにキルギスを訪れた日本口琴協会代表・直川礼緒が、キルギスの最新口琴事情をご報告します。

第35回
りかお「トゥヴァのホーメイシンポジウムに参加して」
2023年7月15日土曜日 20:00
出演:りかお(ノボシビルスク国立教育大学上級講師)
2023年6月7日(水)~9日(金)、アジアのへそトゥヴァ共和国で「国際ホーメイシンポジウム」が開催された。
1992年に第1回、その後ほぼ3年に一度の開催で、今年は第8回を迎えた「ホーメイシンポ」。コンテスト、研究発表、ワークショップなど盛りだくさんな内容で、オンライン参加を含め世界各地から多くの喉歌関係者が参加した。
日本人としては、コンテストに3名、研究発表に3名、開会のスピーチに1名が参加(うち2名の発表者がリアル参加、他はオンライン)。
このシンポジウムにリアル参加した貴重な存在のひとり、りかお氏が、催しの様子をご報告します。
※報告は、事前に録画したものを流します。同時に、当日は本人もオンライン参加しますので、質疑応答も可能です。

第36回
「アリビナのホムス演奏の秘密」
2023年8月19日土曜日 20:00
解説:直川礼緒(日本口琴協会)
サハの強力なホムス・アンサンブルとして世界的に活躍を続ける「アヤルハーン」。その代表、アリビナ ヂェグチャリョーヴァ(世界口琴名人2011)は、2000年の日本口琴協会の招聘により初来日し、以来数度に渡って来日しています。
毎回、驚きの演奏テクニックを披露してきたアリビナ。2018年に東京で行われたコンサート「ホムス ― 銀の音の流れ」の記録映像を見ながら、彼女の口琴演奏の秘密に迫ります。
解説:直川礼緒(日本口琴協会代表)
ZOOMホスト:こじまめ、こじまりうじ(湘南口琴島 / 日本口琴協会 広報室)
サハの強力なホムス・アンサンブルとして世界的に活躍を続ける「アヤルハーン」。その代表、アリビナ ヂェグチャリョーヴァ(世界口琴名人2011)は、2000年の日本口琴協会の招聘により初来日し、以来数度に渡って来日しています。
毎回、驚きの演奏テクニックを披露してきたアリビナ。2018年に東京で行われたコンサート「ホムス ― 銀の音の流れ」の記録映像を見ながら、彼女の口琴演奏の秘密に迫ります。
■アリビナ ヂェグチャリョーヴァ Альбина Дегтярева
サハ共和国クィルグィダイ村生まれ。ヤクーツク国立大学(現・北東連邦大学)歴史・言語学部でサハ語・サハ文学を専攻中に、イヴァン・アレクセイエフの口琴アンサンブル「アルグィス(祝福)」のメンバーとなる。1991年にサハで開催された第2回国際口琴大会参加をきっかけに、世界各地での演奏活動を開始。
2002年アヤルハーン結成。2011年の第7回国際口琴大会で9名の「世界口琴名人」の一人に選ばれる。電子音響とも錯覚するような複雑で豊かな倍音を生み、様々な動物の鳴き声、風や波の音などを生き生きと再現し、音/音楽/歌/言葉が同時に響くパフォーマンスを通して「自然」を現出。
CD「夏が来る」(2000、日本口琴協会)ほか多数。
著書「『アヤルハーン』スタイルのホムス演奏の秘密」2022

第37回
「湘南口琴島的臺灣口簧琴之旅」
2023年9月16日土曜日 20:00
出演:こじまりうじ 、こじまめ (湘南口琴島)
2023年8月、猛暑の台湾を訪ねた湘南口琴島の二人(こじまりうじ&こじまめ)。花蓮縣在住の拉罕羅幸(Lahang Lowsing)から受けた台湾原住民・太魯閣族の口簧琴の製作ワークショップの他、花蓮、台北、烏來を周る旅の中で出会った、原住民族アートや書籍、博物館にある口簧琴(口琴)についてご報告します。

第38回
「オンライン口琴ライフ報告会」
【延期:飯田茂樹「バグース!バリ島の口琴ゲンゴン」】
2023年10月14日土曜日 20:00
飯田茂樹「バグース!バリ島の口琴ゲンゴン」を予定していましたが、出演者急病のため、12月16日に延期。飯田氏が翌週バリから招聘する「バラワンバンド」のスケジュールを紹介するとともに、急遽、参加者各氏による「口琴ライフ報告会」を行いました。

第39回
東家孝太郎「待ってました!浪曲と口琴!!」
2023年11月25日土曜日 20:00
出演:東家孝太郎(浪曲師)
倍音系浪曲師・東家孝太郎が、口琴や倍音と浪曲の関係についてたっぷりと語ります。口琴浪曲のさわりも聞いていただきます。
演目:パンを踏んだ子・令和日本版
原作:アンデルセン
脚本:浦野とと
浪曲:東家孝太郎
三味線:沢村まみ
■東家孝太郎(浪曲師)
民俗音楽のミュージシャンとして活動を経た後、2011年5月、二代東家浦太郎に入門。
2015年、浅草木馬亭にて年明け披露。
2017年、第3回日本ホーメイコンテストにて浪曲とホーメイのミクスチャー演目にて最優秀賞受賞。
古典、新作、入門前に習得したホーメイや口琴を交えた倍音浪曲なども演じる。
一般社団法人日本浪曲協会員。

第40回
飯田茂樹「バグース!バリ島の口琴ゲンゴン」
2023年12月16日土曜日 20:00
出演:飯田茂樹(NPO法人日本インドネシア・バリ教育文化協会)
バリのガムランはじめ、インドネシア各地、そして世界のユニークな楽器や音楽を発信し続ける飯田茂樹が、バリ島の椰子製の口琴「ゲンゴン」の最新事情をご紹介します。複数の奏者が息を合わせて、複雑な組み合わせのメロディーとリズムを生み出すゲンゴン音楽の仕組みの簡単な解説、10月に来日した「バラワンバンド」、11月に来日したチアーットさんなど、バリの音楽家のゲンゴンの使用の実際も紹介していただきます。
10月のオンライン定例会に企画していましたが、出演者急病により延期しました。今回はリベンジ、気合を入れてまいります。
■飯田 茂樹 Iida Shigeki
国立音楽大学ピアノ科を卒業後、インドネシア政府留学生としてバリ島にあるインドネシア国立芸術大学に留学しガムラン音楽を学ぶ。東京学芸大学大学院音楽教育学修士。2015年3月まで東京・青山の「こどもの城」に勤務し、ガムランやサンバなど民族音楽の講座を受け持つ。現在東京学芸大学などで非常勤講師として民族音楽の演習の授業も行っている。2016年にNPO法人日本インドネシア・バリ教育文化協会設立、代表理事。
著書にサンバ演奏家の渡辺亮氏との共著「レッツプレイサンバ みんなでリズムアンサンブル」(音楽之友社刊)。CDとして椰子の葉の調べ「ササンドゥ」インドネシア・小スンダ列島の音楽、「多彩なインドネシア」(キングレコード)、バリ島のガムラン音楽「グンデル・ワヤン」(インドネシア楽器協会)〈イ・ワヤン・ロチェン氏他と自身の演奏〉などがある。

