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2024年 第41回~第49回
第41回

第41回

ルカ ボッジオ&アレッサンドロ ゾルト「蘇るリベッバ~北イタリアの口琴復興」

2024年1月27日土曜日 20:00

出演:ルカ ボッジオ(口琴製作者)&アレッサンドロ ゾルト(口琴研究家)

北イタリアはピエモンテ州、ヴァルセージア地域に存在していた口琴リベッバribebba(リベバribebaとも)の復興と研究に情熱を注ぐ、ルカとアレッサンドロの二人が、リベッバの歴史とその製作について、図版やビデオを使ってご紹介。息の合った二人のデュオ演奏もお楽しみいただきます。シチリアやサルデーニャのものとは一味違う、もうひとつのイタリアの口琴文化に触れてみましょう。
北イタリアの山中からオンラインでお届けします!

 

​​■​ルカ ボッジオ Luca Boggio

口琴製作者、楽器の巡礼者。コントラバスとパーカッションの演

奏を学び、小さな楽器の製作に対する情熱を培う。リベッバribebbaに初めて出会い一目惚れ。陽気な夕べでの演奏とともに、この楽器の可能性に気付き、その製作を学ぶ旅が始まる。

知識を共有してくれる製作者を探してシチリア島を訪れ、多くの製作者に会い、マランツァーノの鍛造を初めて体験。家に戻ってから実験をはじめ、しばらくの間いくつかの試作品を製作後、本格的に始動開始。

アレッサンドロ ゾルトと出会い、この「リベッバ学者」とともに、ヴァルセージアの口琴に特化した研究に取り組む。

数年間の試作の後、幸運にも1800年代のリベベribebeの実物を手に̪し、この素晴らしいヴァルセージアの楽器を形状から音まで忠実に復元した口琴が鍛冶場から誕生した。

現在、古いタイプのリベバの復元品や、自身のモデルの製作に専念し、各地のマーケットや見本市に参加、小さいながらも大きな可能性を秘めたこの楽器の普及活動につとめている。

■アレッサンドロ ゾルト Alessandro Zolt

1993年イタリア生まれ。民族音楽学者、音楽家。

北イタリアにおける口琴の歴史、特にヴァルセージア地域のリベバribebaの製造に焦点を当てて研究。アルベルト ロヴァットと共著で「ヨーロッパの口琴の歴史におけるヴァルセージアのリベバ("La ribeba in Valsesia nella storia europea dello scacciapensieri", LIM, Lucca 2019)」を出版。

現在、「トリベバTribeba」「アルベブーストArbeboost」などのプロジェクトにミュージシャンとして参加し、また国際口琴協会会員として、口琴に対する認識を広めるために活動している。

第42回

第42回

「小学館の図鑑NEO『音楽』制作秘話」

2024年2月17日土曜日 20:00

出演:小杉みのり・神森徹也・大藪百合(同図鑑制作スタッフ)

昨年11月27日に発行された、「小学館の図鑑NEO」シリーズ『音楽』。西洋音楽に偏ることなく世界の音楽を広くとりあげ、また美しい写真で紹介する世界各地の珍しい楽器も、実際に演奏されている数多の音楽家の愛器。しかもそのほとんどがQRコードで音が聞けるなど、今までにない編集で大好評を博しています。日本口琴協会代表・直川礼緒も、監修者として、また「世界の口琴 大集合!」ページをはじめ、振り回し楽器・鼻笛・蘆笙などの楽器提供・演奏で参加。
今回の定例会では、この図鑑の制作スタッフ3名をゲストに迎え、図鑑『音楽』の概要紹介、「いかにして『口琴大集合』ページは誕生したのか」、口琴に限らず様々な楽器やその演奏の撮影・録音の様子を写真や動画で大公開、など、裏話もお届けします。
図鑑を持っている方も、「これから」という方も楽しめる内容です。
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第43回

第43回

「踊る口琴人形」

2024年3月30日土曜日 20:00

出演:直川礼緒(日本口琴協会代表)

楽器を演奏する愛らしい人形は、世界中に様々なものがあり、人々の人気を集めています。
中でも独特な世界を繰り広げているのが、口琴奏者の人形。サハ、トゥヴァ、アルタイ、バシコルトスタン、そして日本…。世界各地の口琴人形が大集合、直川礼緒のコレクションからご紹介します。

第44回

第44回

直川礼緒「ウポポイ・今日は一日ムックリざんまい!」報告会

2024年4月27日土曜日 20:00

出演:直川礼緒(日本口琴協会代表)

2024年3月23日(土)、アイヌ文化の復興・創造の拠点となる国立施設ウポポイ(白老)で、世界の口琴とアイヌのムックリをテーマとしたイベント「今日は一日ムックリざんまい!」が開かれた。講演・演奏・製作と演奏のワークショップ・製作実演・上映・展示など複合的な内容で、世界の口琴文化の紹介や、これまでの国際口琴大会の報告などを通して、ムックリを新たな視点で体験する一日(主催:公益財団法人アイヌ民族文化財団 協力:日本口琴協会)。
講演・展示・映像上映などを担当した直川礼緒が、ムックリざんまいの一日の全貌をご報告。その前後にウポポイ周辺でみかけした、ムックリ情報もご紹介します。

第45回

第45回

川上さやか「なぜ川上さやかはムックリを奏でるのか」

2024年6月1日土曜日 20:00

出演:川上さやか(ムックリ奏者)

沙流アイヌ、鵡川アイヌのルーツを持ち、幼いころから歌や踊り、楽器に親しんできた川上さやか。「全道ムックリ大会」で3度優勝、口承文芸の語り手としても高評価を受け、現在はウポポイで芸能公演に従事。「札幌冬季アジア大会開会式」(2016)、「第9回国際口琴大会」ベルリン(2022)はじめ、国内外で活躍する若手のムックリ奏者は、何を思いながらムックリを演奏するのか。超絶技巧の演奏とお話を交えながら、その深層に迫ります。

■川上さやか Kawakami Sayaka

札幌市生まれ。沙流アイヌ、鵡川アイヌのルーツを持ち、幼い頃から歌や踊り、楽器に親しむ。

「全道ムックリ大会」では3度の優勝経験があり、2016年に“ゆうばり国際ファンタスティック映画祭”、2016年に“札幌冬季アジア大会”、2018年に“北海道150年記念式典”、2019年にポートランドで行われた“Forest of Dream”等、国内外問わず様々なイベントでムックリの演奏を行っている。2022年第9回国際口琴大会(ベルリン)にも参加。

また、「アイヌ語弁論大会イタカン ロー」では、口承文芸部門(2013年)、弁論部門(2017年)で最優秀賞を受賞し、ウポポの歌い手、口承文芸の語り手としても高い評価を得ている。

現在は、民族共生象徴空間ウポポイで芸能公演に従事している。

第46回

第46回

「樺太アイヌの紐口琴の『棒』考」直川礼緒

2024年7月27日土曜日 20:00

出演:直川礼緒(日本口琴協会代表)

現在、日本橋の高島屋史料館TOKYOで開催されている、「ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家 サハリン少数民族ウイルタと『出会う』」展。そこには、一本の樺太アイヌの竹口琴ムㇷクンが展示されています。
北海道アイヌのムックリとは異なり、その引き紐の先に付けられた長く太い棒は、どのような意味があるのか。サハリン北部のニヴフや、アムール川流域のウリチなどの諸民族の例を参考に、その機能と系譜をご紹介します。
また、樺太アイヌの金属口琴など、関連地域の別系統の口琴情報にも触れていきます。

第46回

第47回

「モンゴル口琴フェスティバル」参加報告会

2024年8月31日土曜日 20:00

出演:直川礼緒(日本口琴協会代表)

2024年8月1日(金)~3日(日)、モンゴルの首都ウランバートルで「第1回モンゴル口琴フェスティバル 遊牧民のリズム~私のヘル ホール」が開催。
モンゴル各地のこどもから大人までの口琴奏者たちが、ソロで、そしてグループで、コンサート・コンクール・ワークショップ・研究発表などに参加。最終日の夜には、コンテストの受賞者たちが、街の中心・スフバートル広場の屋外ステージでガラコンサート。サハからも、世界口琴名人スピリドン シシーギン、口琴博物館館長ドミートリイ ビャスティノフらが参加。
5年ぶりにモンゴルを訪れることとなった日本口琴協会代表・直川礼緒が、この驚くべきフェスティバルの状況をご報告します。

第48回

第48回

「光る君も耳にした?平安期の口琴を検証する」直川礼緒

2024年10月19日土曜日 20:00

解説:直川礼緒(日本口琴協会)

紫式部や清少納言が活躍した平安時代。京都から遠く離れた武蔵の地では、鉄製の口琴が演奏されていた。
その証拠となるのが、埼玉県から3例、千葉県から1例発掘された、9世紀末~10世紀初頭の口琴。いったいどこから来たのか。誰が演奏していたのか。何故千葉と埼玉だけで見つかるのか?もしかしたらこの時代に日本全土で演奏されていたのか?その後どのように使われるようになっていったのか?
数々の謎を呼ぶ平安期の4本の口琴について、あらためて検証します。

第49回

第49回

「口琴ゲーム『イソファガイズ』!首が伸び~る食道おじさんと一緒に、次のステージを目指して口琴でゴー」ペイトン ブレイク

2024年11月30日土曜日 20:00

出演:ペイトン ブレイク (ゲームデザイナー、口琴奏者)

イソファガイズEsophaguys(食道esophagus×ヤツラguys)は、首が伸びる「食道おじさん」を主人公とする、おバカで楽しい協力型プラットフォーマー。コントローラーで頸動脈の揺れを制御しながら、一緒に伸びたり、噛んだり、振り回したりして、ミニゲームをクリアし、栄光の物語に船出しよう!
場面のいたるところに口琴が登場するほか、口琴音楽オンリーのサウンドトラック、3,000種類以上の「口を駆使して発せられる音」が効果音として使用されている、口腔および食道好きにはたまらないゲーム。
今年9月に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2024における「センス・オブ・ワンダー ナイト 2024」(“誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚”=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こす優れたアイデアのインディーゲーム開発者によるピッチコンテスト)で、グランプリを獲得。2025 年に PC、Nintendo Switch、Xbox で発売予定!
このゲームをデザインした、ペイトン ブレイクが、アメリカから楽しみ方をご紹介します。

 

​​■​ペイトン ブレイク Peyton Blake

ウェストバージニア州出身のビデオゲーム デザイナー/口琴奏者。プロのゲーム開発者ととしての数年の経験の後、小さなチームで独自のゲームの開発に乗り出す。イソファガイズEsophaguys での彼の目標は、口琴をより幅広い聴衆に紹介し、伴奏楽器有りと無伴奏を使い分け、伝統的なスタイルと実験的なスタイルの双方により、メロディー、リズム、そして雰囲気のコンテクストにおけるこの楽器の幅広い可能性を示すことにある。

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